Webマガジン 2017年10月1日号 食育

  • 家族そろっていただきます!先日、ニュースで学校給食の残食率が問題となったことで、『食育』という言葉がクローズアップされています。
    「食育基本法」のなかで「食育」とは、『生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てること』としています。

    「食」を通して、未来を担う子どもたちの健全な「こころ」と「からだ」を育んでいくために、私たちの食習慣をこの機会に見直してみてはどうでしょうか。

  • 日本の食卓が乱れている!
    『ニワトリ症候群』
    現代の家庭の食卓に広まっている「孤食」「欠食」「個食」「固食」という4つの食習慣の、それぞれの頭文字をつなぎ合わせて「コケッココ(孤欠個固)」=『ニワトリ症候群』と言われています。ニワトリの親子

    「孤食」・・・ひとりで食べる
    「欠食」・・・朝食を食べない
    「個食」・・・家族が別々に好きなものを食べる
    「固食」・・・同じものばかり食べる

    家族が別々に好きなものを食べる・・・個食の図ニワトリ*他にも問題とされるこんな「コ食」も・・・
    「子食」=子どもだけで食べる
    「粉食」=パンやスパゲッティなど粉を使ったものを好んで食べる
    「濃食」=味の濃いものを好む

    「孤食・欠食・子食」の改善に取り組む『こども食堂』って知ってますか?
    『こども食堂』は地域住民のボランティアによる活動で、家庭における共食が難しい子どもたちに対して、栄養のある食事と温かな団らんを提供して、地域の子どもや大人が交流を深めようという取り組みで、全国にそのネットワークが広がっています。

    「濃食・粉食」を改善するためには、日本人が世界に誇れる伝統的な食文化『和食(ユネスコ無形文化遺産)』をもっと取り入れてはいかがでしょうか。

  • 味覚を育てる
    味覚の発達は10歳ころまでに終わると言われています。人間の味覚の基本は「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」「旨味」の5つあり、この他に辛みや渋み、食べ物の匂いや色合い、歯ごたえ、食卓の雰囲気などが加わって「おいしい!」「まずい…」という感覚が育ってきます。元気に食事している女の子
    子どものうちから濃い味付けや加工食品に慣れてしまうと、それが好みの味になってしまい、味覚の幅が広がらなくなってしまいます。そればかりか、味覚障害や生活習慣病にもなりやすくなってしまうので注意が必要です。

    今はまさに『実りの秋』で旬の食材も豊富です。子どもの味覚を育てるためには、ぜひその季節の旬の食材を使ってほしいものです。その時期の自然の恵みをたっぷりと吸収して育っている旬の食材は、新鮮で栄養価も高くおすすめです。

  • こころを育てる
    ● 家族そろって食卓を囲むことで、家族の温かさや安心感を感じることができます。
    ● 私たちの食べ物である肉や魚、野菜はすべて生命です。その「命」のエネルギーをいただいて私たちは生きています。また、食卓に並んでいるものがどこでとれ、運ばれ、調理・加工されたのか、そこに関わってきた人々の努力を学びます。
    そのすべてに感謝して「いただきます」「ごちそうさま」を伝えましょう。
    ● “一家団らん”や“おふくろの味”は大人になってからも温かい家庭の記憶として、人生を支える力となります。
  • からだを育てる
    おばあちゃんの肩たたきをする少年子どもの免疫力を高めるには、野菜や海藻を中心にバランスよくとることが大切です。
    ビタミンやミネラルが豊富な野菜をとることで、食物の消化吸収や老廃物の排泄、エネルギーの生産など、身体の生理機能が調整され、免疫力が高まります。

    『まごわやさしい(孫はやさしい)』
     > 積極的にとりたい食材!
    まごわやさしい