歯周病の治療 (5)

歯周病の治療(5)

歯周病の治療が終わっても、まだまだ安心はできません。

歯周病は生活習慣病の一種とも言われており、生活習慣や体質により、再発しやすく、治療完了後のメインテナンス、経過観察が 大変重要となってきます。

一度歯周病の治療を終えても、そのままにしておけばやがて歯周病菌のバランスが治療前のように戻ってきてしまいます。
それを防ぐためには、定期的 なメインテナンスによる経過観察が必要です。

歯周病の治療を終えたあとには、患者さまの治療完了時の状況に合わせて、適切なメインテナンス期間をご相談させていただきます。
その期間内に、定期的にご来院いただき、再発防止のための処置や、PMTC(プロフェッショナル・、メカニカル・トゥース・クリーニング)をさせていただきます。
必要に応じて、レントゲン検査や、歯 周ポケットの検査なども行い、再 発兆候がないか、良好な状態が保たれているのかを経過観察します。

せっかく、長い歯周病の治療を終えたあとには、必ずメインテナンスを 受けていただき、歯周病がこれ以上進行しないように、再発しないように、しっかりと管理させていただきたいとしぶかわ歯科クリニックは考えております。

ご面倒ではあるかと思いますが、少しでも歯を長持ちさせるために、健康な 状態を保つためにも、メインテナンスにはしっかりとお越しいただきたいと思います。

歯周病の治療(4)

歯周病の治療(4)

歯周病の治療として、検査、プラークコントロール、歯石の除去を終えると、半数程度の方は治療を一旦完了させ、メインテナンスに入っていただくことになります。

しかし、歯石の除去をしっかりと行ったにも関わらず、結果が思わしくなかった場合。
あるいは、歯周病が重度であり、通常の歯石の除去作業では歯石の除去が完了しなかった場合には、「歯周外科治療」をお勧めすることがあります。

歯周外科治療にはさまざまなものがあり、歯茎を少しめくって歯茎の中の歯石を除去するものや(FOP)、炎症がおきたまま増殖してしまった歯茎を少し切り取る作業(歯肉切除術)などがあります。

また、歯周病によって破壊されてしまった歯周組織を回復、再生する、歯周再生療法と呼ばれる治療法もありあります。(エムドゲイン法・GTR法など)

どの治療法も、聞きなれない言葉だと思いますが、患者さまに合った治療法をご説明、ご提案させていただきますので、ご安心ください。

しぶかわ歯科クリニックでは、院長の渋川が、日本歯周病学会専門医のライセンスを取得しており、歯周病の治療に関して自信を持って取り組んでおります。

重度の歯周病で他院では治療困難と言われた方でも、ぜひセカンドオピニオンにおこしください。
できる限り、抜歯を避けた治療法をご提案させていただきたいと思いお待ちしております。

歯周病の治療(3)

歯周病の治療(3 )

歯周病の治療の主な柱として「歯石の除去」があります。

歯石とは、プラーク(歯垢)が唾液の成分によって固められ、石灰化したもので、白色~乳白色をしています。
下顎の前歯の裏や、上あごの一番奥の歯の頬側などに好発します。
(舌の下と、 上あごの頬側に唾液腺の開口部があり唾液が多く分泌されているため。)

歯石は歯ブラシでは取ることができません。
専用の「スケーラー」と呼ばれる器具などを使って、歯科医院で除去する必要があります。

歯石をそのままにしておくと、歯石の下で歯周病菌が繁殖したり、歯石の上にさらに歯垢が溜まりやすくなってしまいます。

歯茎の上の歯石を除去するのは比較的簡単にできますので、定期健診や、通常のクリーニングの際にも行わせていただいております。

しかし、歯周病が進行してくると、歯茎の中にも歯石が沈着するようになってきます。

この歯茎の中に着く歯石(縁下歯石)はやっかいで、この歯石をほおっておくと、毒素を発生させ、歯周病をどんどん進行させてしまいます。

歯周病の治療では、この歯茎の上と歯茎の中の歯石をどちらも除去していきます。

歯茎の中の歯石を除去する際には、痛みを伴う場合もありますので、ご希望に応じて麻酔の使用をさせていただくことも可能です。

歯周病の治療は、なかなか何をされているのかがわかりにくいものです。
しぶかわ歯科クリニックではきちんとしたインフォームドチョイスの元、治療を進めさせていただきますので、わからないこと、不安なことはなんなりとご質問ください

歯周病の治療(2)

歯周病の治療(2)

歯周病の治療の大きな柱となるものに「プラークコントロール」があります。

プラークコントロールとは、お口の中の歯垢の状態を良好に保つことです。
簡単に説明してしまえば、歯磨きの徹底です。
(プラーク=歯垢)

プラーク1mgの中には、1~10憶匹の細菌がいるといわれています。

歯を磨かないでいると、歯と歯茎の隙間や、歯と歯の間に白いべたべたしたものがくっついていることはありませんか?
これがプラークあり、虫歯や、歯周病の原因菌を大量に含んでいます。

プラークは、歯ブラシで除去することが可能です。

まずは、歯磨きのチェックをさせていただき、このプラークをなるべく、ご自身の普段の歯磨きで除去できるようにしていただきます。

このプラークコントロールがうまくいかない状態で歯周病の治療を進めても、治療の成果がでにくかったり、せっかく治療を終えても、再発してしまう可能性が非常に高くなります。

しぶかわ歯科クリニックでは、歯科衛生士による歯磨きのチェック、指導を実施しております。
患者さま一人一人にあった、歯ブラシ、歯磨きの仕方をご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。

歯周病の治療(1)

歯周病の治療(1)

虫歯の治療と言えば…

麻酔して、虫歯を削って、詰め物をする(もしくは歯形をとる)

このような何となくのイメージがあるかと思います。

ですが、歯周病の治療って一体どんなことをするのでしょう?
なかなかイメージのわかない方が多いのではないかと思います。

歯周病の治療の大まかな内容をご説明しておきましょう。

まずは、検査です。
レントゲンや、歯周ポケット(歯と歯茎の隙間)の測定などの検査を行います。
レントゲン検査では、歯が植わっている骨(歯槽骨)の状態を確認し、どの程度歯周病によって骨が溶かされてしまっているかを調べます。
歯周ポケットの測定では、レントゲンだけでは確認できなかった歯槽骨の詳細な状態や、歯茎の炎症の状態を細かく調べます。

検査結果に応じて、治療を進めていきますが、治療の柱となるのが

① プラークコントロール
② 歯石の除去
③ 歯周外科治療
④ メインテナンス

この4つが歯周病治療の大きな柱となります。

しぶかわ歯科クリニックでは、日本歯周病学会専門医のライセンスを持った歯科医師と、歯科衛生士により、歯周病をしっかりと治療させていただいております。

では、この4つの治療に関して、もう少し細かく説明していきましょう。

子供の虫歯予防~感染源の除去

子供の虫歯予防~感染源の除去~

生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には虫歯菌(ミュータンス菌)はいません。

ではいつから虫歯菌は口の中に住みつくようになるのでしょうか?

虫歯は、実は感染症です。
虫歯菌は、大人の口の中から、赤ちゃんの口の中に感染します。

家族での、箸やスプーンの共有、歯ブラシの共有、スキンシップによる唾液などにより感染します。
極端ですが、離乳食を「ふーふー」してさますだけでも、唾液が飛び、虫歯菌は感染してしまいます。

何気なく、誰もが行ってしまうことですが、これを避けることにより、赤ちゃんの虫歯菌への感染は回避することができます。

歯が生え始める生後6カ月ごろから感染は始まりますが、一般的には生後1歳半~3歳ごろにかけてが一番感染のリスクが高いとされています。
この時期に、上記のような感染源を除去することにより、口腔内の細菌バランスが、虫歯菌のいない、少ない状態で構成され、虫歯になりにくなるといわれています。

なかなか、難しいことですが、特にご自身が虫歯で悩まれた方は、お口の中の虫歯菌のバランスが多いと考えられます。
その状態が赤ちゃんにも影響しないよう、注意していただくとよいかと思います。

子供の虫歯予防~フッ素~

子供の虫歯予防~フッ素~

フッ素塗布は、近年ではずいぶん浸透し、フッ素塗布のご希望でご来院される患者さまも増えてきました。
地域によっては、お子様の1歳半検診の際にフッ素塗布を勧められることもあるそうですね。

フッ素塗布には2種類あり、ご自宅での低濃度フッ素塗布と、歯科医院での高濃度フッ素塗布があります。

市販されているご自宅用フッ素の濃度は90ppm~110ppmがほとんど。
大人用のフッ素配合の歯磨き粉でも1000ppm以下程度となっています。
(日本では1000ppmまでしか市販での認可が下りていません。)

一方、歯科医院で使用する高濃度フッ素の濃度は9000ppm程度のものが多く、ご自宅用の約100倍の濃度となっています。

フッ素は、歯の表面のエナメル質と言う層を。硬く、強くし、虫歯になりにくくしてくれる作用があります。
フッ素は、歯の萌出中~3年以内が一番効果があるとされています。

しぶかわ歯科クリニックでは、お子様の定期健診の際に、フッ素塗布をお勧めしております。
歯が生え始めてから、13歳前後まで、フッ素塗布を続けることが好ましいと考えられていますので、中学生に上がるくらいまでは、年に数回の、フッ素塗布に来院していただくとよいと思います。
ご自宅でのフッ素塗布や、フッ素入り歯磨き粉使用に加えて、歯科医院での高濃度フッ素塗布で、お子様の虫歯を予防しましょう。

インフォームドコンセント&チョイス

インフォームドコンセントと言う言葉を聞いたことはありますか?
日本語に直訳すると、説明と同意と言う意味の言葉になります。

以前では、あまり馴染みのない言葉でしたが、近年ではその言葉も浸透し、きちんとしたインフォームドコンセントを求めて歯科医院を選ばれている患者さまも増えてきました。

説明と同意。
治療の際に、現在患者さまがどのような状況にあるのか、どんな治療を進めていくのか。
それを患者さま自身が知り、同意の上で治療が始まる。
当り前のことなのですが、今までの歯科治療では、

「気がついたら銀歯だらけになっていた。」
「何の治療をされているか分からない。」

そんなことはありませんでしたか?

歯科治療は、患者さま自身が目で見て状況を確認することが難しいため、このような体験をされた方が多くいらっしゃいます。

当院では、インフォームドコンセントはもちろんのこと、それに加えて、インフォームドチョイスと言う方針を基本としております。

説明と選択。

患者さま自身にお口の中の状況をきちんと説明し、考えられる治療法をご説明し、患者さま自身に選択をしていただけるように徹底しております。

セカンドオピニオンとしての来院も歓迎しております。
ご一緒に、納得のいく治療をご相談させてください。