あごの痛みや、関節のきしみ

あごの痛みや、関節のきしみ
 まず、次の項目であてはまるものがあるかどうか、確認してみて下さい。
①あごを動かしたり、耳の下の骨を手で押したりすると痛みが走る。
②口をいっぱいに開けても、大人で約4センチ以下、子どもで約3センチ以下 しか開かない。
③口を開けるときにあごの関節が音をたてる。
 これら3つの症状のいずれかが見られる場合、「顎(がく)関節症」が疑われます。痛みが顔面や耳、首、胸などにでることもあるため、何科にかかればよいのか迷われるかもしれませんが、顎関節症は歯科で治療します。
 顎関節症は10代半ば~30代に特に多く、女性の発症率が高いという特徴があります。自然に治る程度から、激しい痛みや頭痛・耳鳴りなどで日常生活に支障をきたすほどに至るまで、程度はさまざまです。そのままにしておくと、あごがはずれる、あごの筋肉や骨の発育が悪くなる、発音に影響が出る、身体のバランスが悪くなるなどの影響が出ます。
 発症の原因は、噛みあわせの悪さ、歯ぎしり、ストレス、うつ伏せ寝、姿勢の悪さ、虫歯の痛みなどの要因が重なり合って発症するといわれています。
 また、普段から予防に努めることも大切です。日本歯科医師会では次のような予防法を勧めています。
1、 噛みあわせをよくする。→かかりつけの歯科医師に相談しましょう。
2、 あごを鍛える→固いものをよく噛んで食べましょう。
3、 歯を食いしばったり、歯ぎしりをしたりしない。
4、 姿勢を正す
5、 頬づえをつかない     など
できることから始められてはいかがでしょうか

喫煙は歯の大敵

喫煙は歯の大敵
 5月の厚生労働省の調査で、男性の喫煙率が4割を切ったことが報告されました。1986年の調査開始以来、初めてだそうです。男性の喫煙率は年々減り続けています。一方、女性は横ばい、特に20~30代がやや増加しているのは気になるところです。
 喫煙は口で行うため、歯の健康を大きく損なう要因にもなります。いくつか例を挙げましょう。タバコに含まれるニコチンには血管を収縮させる作用があるため、歯茎の血行が悪くなってしまいます。
 そのため、酸素や栄養が不足して、歯周病などの原因になり、治療の効果もタバコを吸わない人と比べて低くなります。歯肉が繊維化して出血しにくくなり、歯槽膿漏などの症状の発見が遅れます。白血球の機能が低下し、口腔内の病気にかかりやすくなります。せっかく歯の治療を済ませても、喫煙者の場合は治りが遅かったり、治した歯が抜けたりするなどの影響がでることもあります
 また、喫煙と口腔がんの関係は従来からよく知られており、かかる率は1.5~3倍ほど高くなるといわれています。歯が黄ばみ、歯茎が黒ずんでしまうのも相手に与える印象に大きく影響します。
 80歳の時点で自分の歯を20本以上残す「8020」運動を達成するためには、禁煙が欠かせません。すでに歯や歯茎に症状が見られる方は、できるだけ早く歯科を受診しましょう。

歯の健康にも影響するメタボリック症候群

歯の健康にも影響するメタボリック症候群

 メタボリック症候群とは、内蔵にたまった脂肪が主な要因となり、肥満、高血糖、高血圧、高脂血症などの生活習慣病が重なり合った状態になることを指します。放置していると、糖尿病、心筋梗塞、脳卒中などの深刻な病気につながること少なくありません。
 一方、最近の疫学調査から、メタボリック症候群と歯周病の間にも何らかの関係があることが分かってきました。
 九州大学の調査では、肥満指数(BMI)が30以上(肥満)の人の歯周病の割合は、20未満(正常~痩せている)の人の8.6倍にも達するという結果がでました。米国の若年層を対象とした調査でも、肥満と歯周病の関係を示す調査結果が報告されています。
 また、糖尿病患者が歯周病にかかると重症になりやすいことも明らかになってきました。逆に、歯周病の治療をすることで血糖値が改善したという報告もあり、二つの病気の間には相関関係があるのではないかと予想されています。
 これらのメカニズムはまだ明らかになっていませんが、いずれは歯科と内科が連携して治療にあたるようになるかもしれません。  
 メタボリック症候群を予防するには、バランスの取れた食事をゆっくり噛んで食べることが大切です。歯の健康を保つことが生活習慣病の予防にもつながっていることを意識して、毎日の歯磨き、お手入れを欠かさないようにしましょう

抜歯のタイミングと義歯のいろいろ

抜歯のタイミングと義歯のいろいろ

「う~ん、これは抜かないといけませんねぇ…」
 歯科医からこのように言われて、ショックを受けたことがありませんか?
治療して被せた歯は、何年か経つと何かの拍子に取れてしまったり、どうしてもまた虫歯になりやすいものです。そして、治療を何度も繰り返すうちに、抜いてしまった方がいいという状態になってしまうことがあります。
大切な、かけがえのない歯ですから、「できれば残したい」という気持ちは十分わかります。でも、ここで考えてもらいたいのです。
そもそも、歯を抜かなければならないのはどういうときなのでしょうか。まず、虫歯が根の部分まで進んで炎症が激しいときや、歯や根が割れてしまったり感染症の病巣がある場合は抜かなければなりません。あるいは親知らずが他の歯に影響を及ぼす場合も抜歯するケースです。
抜いた後、そのまま放っておくと、噛み合わせや歯並びに悪影響が出てきてしまいます。虫歯になったり歯周病が起きやすくもなります。ほかの人と話すときに空気が漏れて、話すこと自体が億劫になり、コンプレックスを感じることもあります。
インプラント治療をご紹介しましたが、ブリッジや入れ歯の技術もどんどん進歩しています。ブリッジの特長も活かしながら取り外しができる入れ歯とか、磁石などで固定するアタッチメント義歯のようなものも出てきました。どんな義歯でも清潔が一番。毎日のお手入れと定期健診は忘れずにいたいものです。

インプラント

「インプラント治療」という言葉をよく耳にするようになりました。これは、虫歯や歯周病で無くなった歯の根の部分に、人工の歯根(インプラント)を埋め込んで噛み合わせを回復させる治療法です。
従来、歯を失った場合には、なくなった歯の両隣に歯をかぶせる「ブリッジ」を行ったり、「入れ歯」を作って対応したりしていました。ところがブリッジは削った歯の寿命が短くなりますし、入れ歯は、堅い物を咬むと痛みがあったり動いたりして、人によっては必ずしも快適な使用感が得られませんでした。
そこで二十年ほど前からインプラント治療が行われるようになったのです。
顎の骨に埋め込まれたインプラントは、平均2~3ヵ月の治療期間を経て骨にしっかり結合します。
その後、咬み合わせをしっかりとって人工歯を取り付ければ治療は終了です。終了といってもお手入れがしっかり出来ていないと、天然歯と同様に歯槽膿漏のような状態になり、インプラント周囲の骨がやせてグラグラしてしまいます。  
インプラントを長持ちさせるためには、毎日のきちんとしたお手入れと定期検診が欠かせません。こう見ると、インプラント治療は非常に優れた治療法だと感じますが、症例数を多く経験した歯科医師によく相談され、しっかりとしたメンテナンスも考えて決断されることをお奨めします。

秋が深まり、海の幸も山の幸もおいしくなりました。まさに食欲の秋!果物も豊富、新米もでてきます。焼き芋も捨てがたいですね。といっても旬のものを食べるには、まずお口の健康が大切です。
ところで白身の王様、ヒラメやカレイもこれから冬にかけて美味しい季節を迎えますが、みなさんはカレイとヒラメの見分け方をご存知ですか?そっくりでわかりにくいですが、「左ヒラメに右カレイ」の言葉通り、おなかを手前にしたときに左側に顔があるのがカレイで、右側に顔があるのがヒラメといわれています。ところが「ヌマガレイ」は、左側に顔があるそうなのです!わかりにくいですね。
では、顔の向きで見分けがつかないなら、どこで見分けるのでしょう?実は「顔と歯」です。ヒラメはイワシやサバを食べているので、大きく裂けた口の怖い顔をしています。また、歯も鋭く尖っています。カレイはおちょぼ口のかわいい顔で、イワムシやゴカイを食べているので、歯は小さいのです。それぞれの食べ物の差が、顔と歯の違いなのです。そんな旬の食材をバランスよく食べ、健康で丈夫な歯を育てましょう。

9月です

9月になりました。食欲の秋の到来です!旬の食べ物が食卓に並ぶと、まだ暑さは続いていても秋が来たのだなぁ~と実感しますね。
秋に美味しい魚といえば「サンマ」です。脂ののったサンマは本当に美味しく最高ですよね。実はサンマはただ美味しいだけでなく栄養も豊富なので、「サンマが出るとアンマが引っ込む」ということわざがあるほど。動脈硬化、脳卒中、高血圧などの成人病予防、口内炎・口角炎の予防、骨軟化症の予防。(骨を強くする)、カゼ予防、生活習慣病、脳の発達を促進する。認知症の予防、悪性貧血の予防など、様々な効能があるそうです。美味しいサンマの見分け方は、肥っていて尾のつけ根や腹の部分が黄みががっているもの。色ツヤがよく真っ青なものを選びましょう。
秋は気温が変わりやすく、体調を崩しやすい季節です。旬の食材をたくさん食べて、健康的に過ごしましょうね!また、歯が健康でなければ食べ物もおいしく食べられません。3か月に一度は、歯科検診へきてくださいね。

だいぶあいてしまいましたが

今日から3連休ですね

当院はガッチリ診療です

お困りの際はご連絡をおねがいします

明日あさってはお休みをいただきます