江戸時代では歯磨きをどうやってしていたのか?【歯科情報】

江戸時代では歯磨きをどうやってしていたのか?【歯科情報】
歯ブラシが無い時代はどうやって手入れしていたのか?

今の時代は歯ブラシやフロスなど、歯の手入れをするグッズがあります。
では江戸時代には歯ブラシはあったのでしょうか?または歯の手入れをどうしていたのでしょうか?

江戸時代には『歯ブラシ』という名前のものはありませんが、それによく似た『房楊枝』というものがあり、それはヤナギやクロモジなどの木を細く削り、さらにそれを煮て柔らかくし、その先端を木槌で叩いてブラシ状にして作ります。しかしこの『房楊枝』は、その形状から『歯の裏側は磨き難い』という欠点もあったようです。ちなみにこれは使い捨てです。

歯ブラシ

さらには『房州砂』という細かい砂に丁子・じゃ香・ハッカなどの香料を混ぜた、現代で言う『歯磨き粉』のようなものもあったようです。歯磨き粉のようなものもあったなんて驚きですよね。この『房州砂』は1640年頃には江戸で売っていたようです。

歌舞伎役者や遊女などが口の臭いを嫌い、房楊枝を愛用したことから歯を磨く風習が広まっていったようです。

『だ液の力!』

『だ液の力!』
だ液には消化酵素が含まれています。この消化酵素で、かみ砕いた食べ物を消化しやすくしていることは、ご存じの方も多いと思いますが、だ液には他にも様々な能力があります。

・口の粘膜を守る
口の中はぬるぬるしていますね。これはムチンという物質の働きで、ムチンは食べ物を滑らかにしたり、ねばり気を出すことで、口の中の粘膜や舌が傷つかないようにする働きを持っています。

・若さを保ち、老化を防ぐ
骨や筋肉などを丈夫にして老化を防いでくれる、パロチンという物質。これは、だ液腺ホルモンと呼ばれ耳下腺から分泌されます。血色のいい顔や、肌の張りなど、若さを保つのに大切な働きをしているのです。

食事のときはよく噛んで、だ液をたくさん出し、味を楽しむとともに消化を助けましょう。
そして、美味しく食べた後は、きれいに歯を磨きましょう!

『歯みがきのコツ』

『歯みがきのコツ』
毎日行っている“歯みがき”ですが、よかれと思ってやっているケアが、実は歯にダメージを与えていることもあるそうです。
食べた後は磨く!これは常識ですが、食後、磨くタイミングに気をつけなければなりません。

食後、私たちの口の中は酸性になります。歯の表面はエナメル質で出来ている為、口の中が酸性になると、エナメル質がもろい状態になり、このまま磨くとエナメル質がダメージを受けるリスクが高くなってしまいます。
食べたらすぐに磨くのではなく、食後15~30分程度置いてからがベスト。唾液の働きで口の中が中和され、“再石灰化”という作用によりエナメル質が再び硬くなるので、ダメージが緩和されます。

では、歯ブラシに歯みがき粉をつけるタイミングはどうでしょうか?
多くの人が、歯ブラシを濡らしてから歯みがき粉をつけていると思います。
濡らしてから歯みがき粉をつけて磨くと、ハミガキ粉が素早く泡立ちます。この泡によって、短時間でも磨いた気分になってしまい、汚れや細菌が落ちていない場合があるのです。
乾いたブラシに歯磨き粉をつけて磨くことが、効果的に磨くコツなんです。
いつもと違う“歯みがき”を試してみてはいかがでしょうか?

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ドクターズファイル取材記事

『色々な歯の話』

『色々な歯の話』
私たち人間の歯は、雑食動物の特徴である前歯が食べ物を噛み切る働きをし、奥歯(臼歯)は食べ物をすりつぶすという働きを持っています。
動物の歯の形状は、普段何を食べて生きているか、これによって異なってきます。

例えば、ライオンのような肉食動物は、肉を噛みちぎるために全ての歯が鋭くとがっています。非常に発達した犬歯は武器としての役割も果たします。
反対に、草食動物の歯は、草や葉、果実をすりつぶして食べる事に適した形になっています。臼歯は平たく、犬歯はあまり発達していません。
ウサギやネズミの歯は、大工さんたちが使うノミのようになっていて、かたい物を食べるのに適しています。

また、自然界に生きている動物たちは虫歯になることはほとんどないそうなのですが、ペットや動物園の動物たちはお菓子をもらうこともあるので、虫歯になることもあるのです。

人間にも動物にも、甘いお菓子は虫歯の元!せっかくの歯が台無しになってしまいます。

顎関節症の苦しみを語る日テレ学院院長の石川牧子さん

顎関節症で自殺考えた元日テレアナ「歯では死なないは錯覚」

\顎関節症の苦しみを語る日テレ学院院長の石川牧子さん 
 歯といえば、体の不調や病気と違い虫歯程度では放置しがちなパーツ。ところが、この歯が命を左右することもある。30代で顎関節症による不調に悩まされ「自殺を考えた」と明かすのは、元日テレアナウンサーでタレントやアナウンサーなどの人材育成を行う日テレ学院院長の石川牧子さん。そんな石川さんが顎関節症を通して知った歯の重要性について、小顔トレーニング本『若返りあごトレ』(小学館)の監修者で“Dr.ドラゴン”ことトルナーレデンタルクリニックの龍信之助院長と語り合った。

石川:私もそうでしたけれど、みなさん、何か病気とは違って歯では死なないと思っていますよね。ところが、それは誤解と錯覚です。私は歯が原因で自殺しようと思いましたから。歯ひとつで精神的な不定愁訴がものすごく多く出てくることを経験しました。

 私が顎関節症になったのは、アナウンサーになって10年目の頃です。各局しのぎを削る激戦区のニュースを担当していた時で、ある日、原稿を読む速度のコントロールが全くできなくなってしまいました。読めば読むほど早口になってしまう。これでは伝わらないと思いながらも制御できない。自分でもイライラするし、そのうちに呼吸が苦しくなって番組に出られず診療室へ。次の日から出演しなくなったんです。私の場合はそこから始まりましたね。

龍:顎関節症はどういう経緯でわかったのでしょう?

石川:歯が原因なんて思いませんから内科、神経内科、東大の音声言語学研究施設まであらゆるところへ行きましたが、「病気ではないでしょう」とか「治りません」のひと言。当時は30代で現役バリバリでしたから、本当に絶望しました。とうとう精神科に行き、うつ病と診断されて抗うつ剤をのむことに…。最終的に先輩の徳光(和夫)さんが紹介してくれた東洋医学の先生のところで、頸椎が全部ズレているということと、「歯医者に行きなさい」と言われて、歯医者で初めて顎関節症と診断されました。私は下の奥歯が1本足りず、隣の歯が倒れて低くなって高さの調整がうまくいかない上に、しゃべる仕事なので負荷がかかってズレたのではと言われました。

 病名に辿り着くまでに1年以上、本当に苦しかったです。例えばタクシーに乗っても、赤坂の「あ」も「か」も、一音一音が全身全霊を傾けないとなかなか言えない。ものすごく疲れて神経はクタクタになるし、すごく不安になって「こんなに疲れるなら死にたい」とまで思うようになりました。私がいちばん言いたいことは、歯が原因で不定愁訴が起こる怖さです。まさか1本の歯が原因でしゃべれなくなるなんて全く予想もしてなかったですから。

龍:石川先生のように、20、30代の女性に顎関節症は多いです。その原因の多くが日常生活の中での歯の食いしばりです。『若返りあごトレ』という本で書きましたが、食いしばり続けるのは筋トレを1日8~10時間やっているのと同じで、噛む筋肉、つまりあごを持ち上げる筋肉ばかりを鍛えてしまう。そのバランスが悪い状態であごを動かすから顎関節症になる。本来、咬合は食べる時だけにするもので、通常は上下の歯は1日5分くらいしか当たっていないものなんです。筋肉は筋膜で全身つながってるので、頭痛や肩こりを併発するケースも多々あります。

 でも実際は「心の病」から口腔内の症状を不定愁訴として訴える患者様も多いのも事実です。うちの父は「虎の門龍医院」の院長、龍倫之助で50年以上不定愁訴の治療をしています。神経からくる痛みなどの専門家ですが、父曰く、歯科で臨床症状が確認できない場合は精神科などと連携することが重要で、実際、歯科で治らないケースが内服薬でよくなる場合も少なくないとのこと。歯科と医科の連携によるアプローチがベストであると思います。

石川:昔よりも女性が社会的にも責任ある仕事をすることが多くなり、歯を食いしばって頑張ることが多くなったことも原因と感じています。歯と社会現象と大きく関連があるように思いますね。

龍:現代はストレスフルで、みんな歯を食いしばって生きているんですね。ところで先生の場合、顎関節症はどんな症状でしたか?

石川:よく言われる、わかめも食べられない等はありませんでした。が、あごがだるい、口を開けたり閉じたりがスムーズにできない、口を開ける時にキーンとかガクッという音がしていました。

龍:話す商売の人は、話ができなくなることで気づく方も多いですね。肩こりや首が張るなど、他の科で治らなかったことが口腔内を治療したら治る例もあるので、気になったら歯医者に行ってほしいです。

石川:私はちょっとした歯の不調から体がガタガタになる感覚がものすごくわかるようになりましたから、怖くて歯を丹念にケアする生活に変わりました。年齢を経てくると歯の大事さがわかりますよね。

龍:マウスピースして食べた時の感覚が入れ歯に近いといいますから、それを試してみるといいと思います。例えば政治家とか公の場に出る方でも、歯並びがひどくて言葉が聞き取れないような人もいるけど、海外ではマイナス評価になりますからね。最近では目立たない矯正「インビザライン」などの方法がメジャーになってきたこともあり、審美だけでなく、咬みあわせや歯を長持ちさせることを目的に来院される方も多くなりました。

石川:日テレ学院に通う学生さんでも、八重歯がかわいいと思っている人はたくさんいますね。確かにかわいいけど、「アナウンサーの試験では、必ず試験官は口元を見るからね」と言うと「えっ!」って顔をしますね。あとひとつ、顎関節症を治すといいことは、女性はあごがシュッと引き締まるんです。マウスピースを着けて歯並びを調えると、肉づきが違ってくるのを実感しました。

龍:実際、『あごトレ』のモニターさんにも、噛みしめないことを徹底的にやってもらったことで、小顔効果が出ています。堅いものを食べるのはいいですが、食べる時以外で食いしばったり噛むのは必要のない機能です。頬の下にある筋肉が太くなると、顔が大きく見えてしまいます。今は何でもメールで済ませてしゃべる機会が少ないですが、しゃべることはあごを開くから、積極的にやってほしいですね。

虫歯放置が招く最悪のシナリオ

虫歯放置が招く最悪のシナリオ

18歳女性が敗血症のため死亡。その原因は、歯の炎症

先日、シチリア島・パレルモの18歳の女性が敗血症のため死亡しました。その原因は、歯の炎症が肺に転移したことでした。深くなった大きな虫歯。歯医者が苦手だからと放置してしまい、運が悪いとどのような結末を招くが知っていますか?たかが虫歯で命を落とす。虫歯の痛みを放置した結果、口腔内細菌(口の中に住んでいるバイ菌)が血液を介して全身に行きわたり、やがて免疫の機能不全をきたして、血液自体も腐らせてしまうという、現実に起こりうる最悪のシナリオついて解説します。

虫歯を放っておくと、バイ菌はどんどん病巣を広げる

1、歯に虫歯で穴が空く
歯が虫歯菌によって溶かされると、「冷たい飲食物を飲んだり、甘いものを食べたりすると歯がしみる」などの一般的な虫歯の症状が現れます。

2、穴が深くなり、バイ菌が歯髄(歯の神経)を侵し始める
虫歯が歯髄に入り始めて歯の内部で炎症を起こすと、夜眠れないほど痛みがひどくなります。この状態を歯髄炎といい、熱い飲み物や食べ物もしみたり、何もしていなくてもズキズキと強く痛み出したりします。ほとんどの人はこの痛みに耐えかねて歯科医院を訪れることになります。

3.感染病巣が顎の骨の中にできる
歯髄が完全に腐って死んでしまうと、一時的に痛みは治まってしまいます。しかし、この間、バイ菌は根っこの中を通り、根の周囲に病巣を広げます。根の周囲が膿んでくると、鈍い痛みや疼くなどの症状が出始めます。この状態を根尖性歯周炎といいます。上記の歯髄炎で歯の治療を始めても、途中で中断してしまうと歯の中でバイ菌が繁殖し、根尖性歯周炎になります。強い痛みはありませんが、顎の骨の中でさらに膿が溜まってくると、大きく腫れたり、熱が出るようになります。

血流に乗って全身にバイ菌が。命に関わる病状をきたしたケースも

4、顎の中で化膿が拡がる
顎骨の内部は骨髄と呼ばれるスポンジ状の柔らかい組織で、ここでバイ菌が広がると骨が腐り始める場合があります。これを骨髄炎といいます。さらに骨髄には血液が豊富に流れているため、この頃になると血液にバイ菌が混じり、血流に乗って全身にバイ菌が運ばれるようになります。これを菌血症と呼びます。

5、血液を介して全身にバイ菌が広がる
血液中には免疫機能を担う白血球がいますので、通常はバイ菌が侵入してきても感染が広がることはありません。しかし、糖尿病などの基礎疾患があったり、栄養状態が悪かったり、疲労の蓄積していたりすると免疫力が低下し、白血球による防御が十分になされない場合があります。バイ菌が心臓に到達し、心臓内部で広がって炎症を起こすと感染性心内膜炎、脳に到達すれば脳膿瘍(脳が膿んでいる状態)など、命に関わる病状をきたしたケースが報告されています。

6、そして敗血症へ
また、新たな飛び火を生じなくても、元の病巣から血液中にバイ菌が供給され続けると、やがて免疫機能が破たんし、爆発的にバイ菌が繁殖して血液が腐った状態=敗血症となってしまう場合もあります。こうなると手の施しようがなく不幸な結末を迎えることになります。

虫歯以外に、歯周病や親知らずの化膿を放置した場合にも、同様の転帰をたどった症例が報告されています。これらは、適切な時期に歯の治療や原因歯の抜歯、抗生剤の投与が行なわれれば、大きな問題になりません。しかし、痛みや腫れがあるのを何度も我慢し、感染が広がった段階でも治療を行わないでいると、命にかかわるリスクが生じる可能性があることを知っておいてください。

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