外国の歯科治療事情~スウェーデンの歯科医療費 |
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予防歯科先進国とも呼ばれるスウェーデン。 予防歯科、定期検診などの考えが国民にも根付いており、90%以上の人が定期的に歯科に通い、予防処置やクリーニングを受けているそうです。(日本で定期検診をきちんと受けている人はというと、なんとたったの2%です。スウェーデンの90%という数字はかなり高いです。) スウェーデンでは、基本的に19歳までの歯科にかかる費用はすべて公費で賄われ、患者負担は0です。これには、矯正歯科治療も含まれているというから驚きです。 日本では矯正歯科治療は有無を言わさず健康保険外ですからね…(しかも矯正の機材はかなり高額なので、どうしても診療費も高くなってしまいます。) 20歳を超えてからは負担0とはいきませんが、負担が少なく歯科治療を受けることができるようになっているそうです。 ここまでだけ聞くと、スウェーデンがうらやましく思えますね。 ですが、ご存知でしょうか? スウェーデンの消費税率は25%です。 スウェーデンは税率が高い国として有名です。 その代り、社会保障も充実しており、歯科だけでなく医療費も18歳までは無料、高齢者の生活補助など、さまざまな社会保障のために税金が投入されています。 スウェーデンの予防歯科。日本も見習いたいものですが、まだまだ難しいのが現状だと言えるでしょう。 |