噛む効果 | 江東区森下 菊川駅、清澄白河駅近く、痛みをおさえた治療の歯医者しぶかわ歯科クリニック
   

噛む効果

戦後、日本人の食生活は劇的に欧米化し、軟食傾向になりました。
柔らかいものばかり食べていると咀嚼回数が減り、顎の筋肉が衰えてしまいます。
現代の日本人は顎がアンバランスな上に奥行きが十分なく、顎が小さい人が増えています。
現代人の顔は昔の人に比べるとほっそりとした小顔なのです。一見、小顔が増えていいような気がしますが、顎の衰えは私たちの体に大きな影響を与えます。


◆顎が発達しないと

私達の歯は、子供のころは乳歯20本(上下10本ずつ)永久歯は基本的には28本(上下14本ずつ)生えます。
しかし、顎がきちんと発達しないとこの歯の生えるスペースがなくなり、歯並びが悪くなってしまいます。
歯並びが悪くなると骨格が歪み、歯以外にも肩こりや頭痛などの原因になるなどの体全身へと悪循環が起こります。


◆よく噛むといいことだらけ!

「噛む(咀嚼)」ことは食事に欠かせません。
よく噛んで食べると食物を細かく砕き、唾液とよく混ざり合って栄養を吸収・消化しやすなります。
また時間をかけて食べることにより、脳内の「満腹中枢」が刺激されます。
これにより満腹感が得られ、必要以上に食べることがなくなるため、肥満を予防することができます。

「よく噛む」ということは顎の成長や消化との関係以外にも様々な利点があります。

1.リラックス効果
スポーツ中継を見ていると選手がガムを噛んでいるのをよく見かけます。
これは噛むという行為が脳の中の感情を司る部位「扁桃体」を刺激し、アドレナリン(興奮を引き起こすホルモン)の分泌を抑制・緊張をほぐす効果があるからです。
噛むことはストレスを和らげてリラックス効果を高める働きを持っているのです。

2.集中力・記憶力を高める
よく噛むことは血液循環を高め、脳に刺激を与えます。
その結果、脳が活発に働くので集中力や記憶力がアップします。
よく噛んで食べることは、ボケ防止にも高い効果があり、認知症の予防にも効果的です。

3.むし歯・歯周病予防
噛むことによって分泌される唾液には自浄作用があり、口の中に残った食べ物やプラークを洗い流します。
よく噛んで食べることは唾液の分泌を促進し、むし歯や歯周病の予防に役立ちます。

4.病気の予防
唾液の中には体に良い影響を及ぼすホルモンや酵素が含まれています。
その中にはがんを消す作用を持っているもの、糖尿病の症状を改善する作用を持つものもあります。
唾液の分泌量が多ければ酵素やホルモンも多く摂り入れられ、病気の予防効果が高まります。

5.老化・猫背防止
よく噛むことによって顔の表情筋などの筋肉が鍛えられ、顔ヤセ効果や、肌のたるみやシワを防止し、若々しい肌を維持することに繋がります。
また、よく噛んで食べている時は首や背中の筋肉も連動させていますので、体を支える筋肉が強くなり、猫背を防止します。偏頭痛の改善にも効果があります。


◆よく噛むために

体のためには「一口30回」噛むのが良いと言われていますが、ファーストフードやレトルト食品を30回も噛むのは中々難しいものです。
繊維質のものや豆類を摂り入れて素材は大きめに切るなど、自然によく噛んで食べられる食事を心がけましょう。
また、最初から「一口30回」と意気込んでいると長続きしないので、噛む力が付くまでは一口目は30回、一品だけ30回と徐々にハードルを上げていったり、時間がない人は夜だけは一口30回など、自分なりにルールを決めて頑張ってみましょう。
また、よく噛んで食事をするためには健康な歯が必要です。歯と体の健康のために、日頃のお手入れと定期健診をお忘れなく!


美味しく食事ができ、笑顔で会話を楽しめる。皆様のお口の健康と笑顔を守ります。



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